Digital Transformation

DXの取り組み

渡辺食品機械株式会社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進し、業務効率化とお客様へのサービス向上に取り組んでいます。

代表者メッセージ

創業以来80余年、渡辺食品機械株式会社は、冷凍機器・空調機器・配管資材・食品機械の専門商社として、冷凍冷蔵設備の設計施工をはじめ、農水産・畜肉・酪農・生鮮食品など、幅広い分野のお客様とともに歩みを重ねてまいりました。

これまで当社が「飲・食・住のトータルプランナー」としてご信頼を賜ってまいりましたのは、豊富かつ多様な在庫力、迅速かつ的確な対応力、そして常に現場に寄り添う姿勢を愚直に積み重ねてきた結果であると認識しております。

しかしながら、現在の飲・食・住・食品業界を取り巻く環境は、省エネルギー化の要請、人手不足の深刻化、品質管理の高度化、さらには市場ニーズの加速的変化など、かつてない大きな転換期を迎えております。

このような時代にあっても、当社は創業以来大切にしてまいりました「お客様の立場に立つ」という基本姿勢を不変のものとしつつ、デジタル技術を活用した新たな価値創造に挑戦していくことをここに宣言いたします。

当社が推進するDXは、単なるIT化やシステム導入にとどまるものではございません。冷凍・空調・厨房・ショーケース・ランドリー機器、さらには店舗・工場設備に至るまで、あらゆる機器・情報・現場の知見を有機的に結び付けることで、お客様とともに「飲・食・住の未来」を共創するための経営変革であります。

今後は、この実現に向けた具体的な施策をDX戦略の中核として位置づけ、全社一丸となって着実に推進してまいります。

代表取締役 渡邉 伸一郎

経営ビジョン(DXビジョン)

DXを通じて、食品機械・冷凍空調・各種設備に関わるあらゆるデータと知見を有機的に結び付け、お客様の「飲・食・住」を取り巻く多様な課題に対し、構想から導入、さらに運用・改善に至るまで一貫して支援し得るパートナーへと進化してまいります。

また、これまで現場で培ってきた豊富な経験と最先端のデジタル技術を融合させることで、単なる機器供給にとどまらない、持続可能で付加価値の高い「飲・食・住」環境の共創を実現してまいります。

ビジネスモデルの方向性

自社倉庫における在庫データと市場価格動向データを高度に融合・活用することで、銅管等の資材に関する最適な調達・供給体制の構築を推進してまいります。

これにより、市場の価格変動リスクを的確にコントロールしつつ、欠品の防止および過剰在庫の抑制を両立し、安定的かつ効率的な供給基盤の確立を目指してまいります。

DX戦略・データ活用の具体策

1 トータルプランナーへの進化

80年にわたる実績に裏打ちされた「総合提案力」をデジタルの力により体系化し、属人化に依存しない高品質なサービス基盤の確立を目指してまいります。

あわせて、BIツールやクラウドを活用した業務データの可視化と迅速な意思決定体制を構築し、顧客ごと、業種ごとの特性に応じた最適な提案を実現してまいります。

2 卸売の強みを価値創出の核へ

当社の信頼の源泉である「在庫力」を、データ活用により「必要なときに確実にお届けする」という攻めの付加価値へと進化させてまいります。

具体的には、過去需要、季節要因、工事計画等を統合的に分析し、需要予測に基づく高度な在庫モデルを構築することで、供給精度の向上と機会損失の最小化を図ってまいります。

3 データ利活用の継続性の確保(BCP)

可用性およびデータ保全性のさらなる向上を図り、事業継続を支える強固な基盤の構築に取り組んでまいります。

災害発生時においても安定的な事業継続を可能とするとともに、環境変化に柔軟に対応し得る持続可能な経営基盤を確立し、継続的な価値提供を実現してまいります。

DX推進体制

当社では、会社全体でデジタル化(DX)を力強く進めていくため、経営トップから現場までがひとつになった推進体制を整えています。

まず、代表取締役をはじめとする役員会がリーダーシップを執り、DXを経営の柱として位置づけます。ここでは、会社が目指すべき方向性や大切な投資計画、優先して取り組むべき活動を決定します。

この方針を形にする役割を担うのが、DX担当役員とDX推進室です。DX推進室は全社的なアイデアの取りまとめや、各部門と協力した業務の見直し、新しいツールの導入サポート、そして全体の進捗管理を丁寧に行っていきます。

DX推進体制の組織図 代表取締役から役員会、DX担当役員・DX推進室を経て、管理部・営業部・東京支店の3部門へ展開する組織階層図。管理部の配下に財務グループと営業物流グループ、営業部の配下に機器営業グループと特販営業グループが属し、東京支店は配下グループを持ちません。 代表取締役 役員会 DX担当役員 DX推進室 管 理 部 営 業 部 東京支店 財務グループ 営業物流グループ 機器営業グループ 特販営業グループ

DX推進室が各部門と連携し、全社横断でデジタル化を推進します。

DX推進に向けた人材育成・確保

資格支援制度の導入により、全社的なITパスポートの取得を推進します。

全社員がデジタルの共通言語を習得し、「自分たちの武器」として実行できる組織を目指します。

ITシステム環境の整備

1 データ統合基盤・BIツールの整備

基幹システム・業務システムのデータ連携を実施し、データの一元管理とBIツールによる分析基盤を構築します。

2 データ利活用の継続性の確保(BCP)

システムの可用性およびデータ保全性を確保するため、基幹・業務システムのクラウド環境へ移行し、定期バックアップの実施、冗長化構成の整備を行います。

DX戦略の達成度を図る指標

在庫回転率の向上 在庫金額を維持、または削減しつつ売上高を 108% 向上

情報セキュリティ基本方針

渡辺食品機械株式会社(以下、当社)は、当社の情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守り、お客様ならびに社会の信頼に応えるべく、以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。

  1. 経営者の責任

    当社は、経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。

  2. 社内体制の整備

    当社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。

  3. 従業員の取組み

    当社の従業員は、情報セキュリティのために必要とされる知識、技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。

  4. 法令及び契約上の要求事項の遵守

    当社は、情報セキュリティに関わる法令、規制、規範、契約上の義務を遵守するとともに、お客様の期待に応えます。

  5. 違反及び事故への対応

    当社は、情報セキュリティに関わる法令違反、契約違反及び事故が発生した場合には適切に対処し、再発防止に努めます。

制定日:2026年5月1日
渡辺食品機械株式会社 代表取締役 渡邉 伸一郎